機械式腕時計の魅力は語り尽くされていますが、流れるように動く秒針こそが全てだと思っています。
手元で時を刻んでいるという実感、共に時を過ごすことで生まれる愛着
時刻を読み取るためにアナログとデジタルのどちらが優れているか私にはわかりません。
それでもダイヤルのうえで動き続ける3本の針に機能以上の価値を見出しています。
アナログ時計をしていると、ふと時計に目をやったときに「もうこんな時間か」と思わされることがあります。
特に、時が過ぎるのを忘れるほど充実した休日には、一種の感傷と共に記憶に残ります。
ポインターデイトには、これに加えてダイヤル外周に刻まれた日付を指し示すセンター針が備わっています。
「もうこんな時間か」に加えて、「今月も始まったばかりだな」とか「あの子の誕生日ももうすぐだな」と日々が過ぎていることを自然に意識させてくれます。
手元で時を刻み続けてくれる相棒としてポインターデイトは、使えば使うほど手放せなくなります。
ポインターデイトは自分だけのストーリーが乗る腕時計です。
ポインターデイトってどんな時計?
発表は1938年なので、80年以上前に産まれたとても古い時計ですね。
ビッグクラウンとは大きなリューズということらしいです。
パイロットがグローブをしたまま時刻合わせすることを念頭においたパイロットウォッチになるんですね。
グリーンやレッドなどカラーダイヤルを採用していますが、カラーパレットはミッドセンチュリーの家電や家具を参考にしているそうです。
クラシカルな外観に似合うダイヤルだと思います。
ポインターデイトについて詳しく知りたいとき
私がポインターデイトを知るきっかけになった動画です
実際にオリスの時計を見たくなったら
ポインターデイトの魅力は、実物に手に取ってみるとよく分かります。
はじめて対面したポインターデイトは、思いのほか小ぶりに感じました。
オリス・ブティックには交換用ベルトもストックされています。
私も一度、交換してもらいました。
メンテナンス 日頃のお手入れ
私のポインターデイトはブロンズ製なので、使っていると酸化します。
「銅磨きクロス」で磨くことで簡単に輝きを取り戻します。
ただ、磨いた後はよく拭き上げないと黒い粉汚れが腕や袖に付きます。
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